曲っていうと、人それぞれ違うと思うけど、僕には2つのパターンしかない。
それはテンポが早いとか遅いとか、ジャズだとかクラシックだとかってことじゃなく。
自分のためにうたってる歌か、他人のためにうたってる歌かっていう、
そのどちらかでしかない。
結果としては、自分の分身のようなもの。
子供の頃、作文や絵を書いた、あれと同じようなもの。

19のときは作曲家の先生やってた。
今と違うのは、みんなが僕を先生と言わなくなったこと。

大好きなもの、女の子とレコーディングとコンサート。この3つ。

何回あったんだろう、僕の人生の中で!?
1回もなかったような気もするし、何回もあったような気がする。
チャンスの数とか、かぞえたことない。
チャンスとラッキーじゃ、全く違ったものなんだ。
ラッキーは宝くじのようなものだけど、チャンスは自分次第で手に入るもんだから。
日本って国はそれを手にするのにそんな厳しい国じゃない。
自分次第でチャンスを動かせない国じゃないからね。
完膚なきまで才能主義でもないし、完膚なきまで差別主義でもない。
チャンスが欲しけりゃ、自分なりにポジティヴに振る舞えばいい。

パスポートの職業欄には自由業と書く。
志という視点から職業を考えると、革命家だね。
革命に関しては特別なこだわりがある。
具体的に言うと、僕の音楽がものすごく売れる世の中にするってこと。
それが僕にとっての革命なんだ。

正義っていうと、仮面ライダー。
僕にはけっこう足りなかったりするもので、
もっとたくさんある人間になれるといいと思っている。

この年になってわかったことだけど、いつもポジティヴであるべきだと思う。
ポジティヴっていうのは、批評する前に全ての現実を認知するってことが基本だ。
現実という集合には、いい現実、悪い現実、正しくない現実、
見てて美しくない現実、そういうものが全て含まれている。
それに加えて、自分のすごい細かい部分や、自分の真理とか、自分の勢力とか、
自分の外見とか内証的なことも現実として認めなくてはいけない。
自分のせいじゃない現実だってあるし、自分が気づかない現実だってある。
その全てを認知するってことがポジティヴの基本なんだ。
そこから何かが始まる。

-今、最もよく使用する日用品は?
「ベッドじゃないかな!?」

-今、最も必要だと思う事は?
「私生活の充実と、心の寛大さ、それと、誰にも知られない大きな家」

-今、最も理想とする恋愛は?
「うーん、美しい恋愛だったら、それでいいや。
いつ会っても、どこで会っても、ドキドキしているような関係かな、美しい恋愛っていうのは」

-今、自分にとって音楽とは?
「うーん、うまく言えないな・・・・・・」

-今、日常と音楽は自分の中でぴったり一致しますか?
「日常って言葉には、あまりリアリティーがないから分からない」

-今、一番リアルなものって、何?
「レコーディングとコンサート」

部分とかじゃなくて、僕の全身にエネルギーはみなぎってる。
全身、エネルギッシュなんだ。
それじゃないとダンサーには なれない。
僕はダンサーだからね。

人それぞれ、何らかの見えない形として持っているもの。
常識とかってのとは違う。
常識は人の作ったものだけど、バイブルは神の言葉なわけだから。