共同通信 : 2005年10月21日 配信記事 転載
岡村靖幸被告に実刑 レコード店で覚せい剤使用

東京都内のレコード店で覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われたミュージシャン岡村靖幸被告(40)に東京地裁は21日、懲役1年6月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

判決理由で高山光明裁判官は 「同種の罪で有罪判決を受け、執行猶予中にもかかわらず使用した。規範意識の欠如は著しい」 と述べた。

一方で 「被告は『社会に戻った後は薬物撲滅のため歌い続けたい』とも述べている」 と指摘。判決言い渡し後 「厳しい判決かもしれませんが、傍聴人も聞いてます。しっかり更生するように」 と説諭した。

判決によると、岡村被告は今年4月、東京都渋谷区のレコード店のトイレで覚せい剤を使用した。岡村被告は、自身のアルバム 「早熟」 や、歌手渡辺美里さんらへの曲の提供で知られている。