TK MUSIC CLAMP 編
1996/06/05 初版 幻冬舎
ISBN-13 : 978-4877281106(絶版)
書籍紹介(「BOOK」データベースより)
小室ファミリーをはじめ、12組のトップ・アーティストたちのいままで語られなかった本音トーク。幻の人気深夜番組 「TK MUSIC CLAMP」 で展開されたトークを、未放送分も含めて完全収録。
収録内容
フジテレビ系 「TK MUSIC CLAMP」 に出演(1996/02/07 放送)した際のトークを収録しています。未放送のトークも収録されています。全28ページ。
・・・しかし、実は、未だ残っている(?)番組公式サイトでトークの全文を読むことができます。いつ消滅するかわかりませんので、興味のある方はお早めに。
前の話だけど、銀座の音響スタジオで、僕がレコーディングしてた時、岡村君はバンドでレコーディングしていて、そのスタジオになにかの用事で行かなきやいけなくて、三十分ぐらいいたんだよね。
その時に途中からリズムが倍になるっていうか、ドラムのテンポが倍にあがったように聞こえるアレンジの曲があって。で、僕、それまでそんなのやったことなくて、その時もけっこうびっくりしたのね。だから、今こうやって話をしていてもいくつか思い出すよ。
スタートしたのは僕のほうが早いわけじゃない。で、音楽の業界でやってるのも、曲を作り出したのも、もしかしたら僕のほうが何年も先だったりするのかもしれないけど。ちょっとしたショック、体に電気が走るようなビビッときた思い出は、四つ五つはすぐ出てくるよ、そんなには会ってないけど。
あと美里のアルバムの 「eyes」 の時は自分でアレンジしたじゃない、一曲ぐらい。ストリングスのアレンジ? あれもけっこうショックだったよね。デビューしてなくても、こういうことをやるヤツがいるんだって。そういうのがパパパッと浮かぶ人なんだよね、岡村君は。音での印象があって・・・。
だから、それをどっかで提示しといてくれないと、出なかったら何も聴けないわけだから。それは思ってたね。
僕はハッキリ言って岡村君の詞をずっと読んできたとかじゃないから、詞がどうなったかを今ここで分析とかできないけどね。
でも、少なくとも嬉しいなと思ってますよ、今言ったような音やサウンドがまた聴けるのが。詞さえ解決できれば、また出てきてくれるってだけでも。
関連リンク
TKMC ARCHIVES NON EDIT TALK : 岡村靖幸*小室哲哉(番組公式サイト)