長かった沈黙を破り、遂に『ファンシーゲリラ VIDEO SHOP '92』が発売になる。92' 12月のNKホール+特別ゲストにうつみ宮土理氏を迎え、どの様な作品になったのか?
今回は “岡村靖幸” 参加の為、STAFFもいつもより緊張ぎみで試写会が行われようとしていた。が、しかし、多忙なレコーディングと重なり、“岡村欠席” という事件発生!!で試写会は始まった。
注意 : このインタビューはビデオを1回見て更にもう1回見ながら読むか、完璧にビデオの内容を覚えてから読んで下さい。
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ビデオのタイトルが『ファンシーゲリラ VIDEO SHOP '92』 今までとは違う感じがするんですけど、岡村くんの案ですか?
塩坂芳樹(ディレクター):
1ヶ月位前にポッとね。
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どのような意味ですか?
塩坂 :
たぶん、意味はないでしょ。(笑)
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今回のビデオのコンセプトは?
塩坂 :
それはねぇ、普通のライブビデオじゃなくて、何かしたいなっていう岡村のアイディアがあって・・・。
DATE :
それで選曲と曲順も岡村くんの意見なんですか?
塩坂 :
選曲は殆ど岡村がやって、曲順は僕が 「こんな感じでいい?」 って聞いて、いいんじゃないかって事になったんだけど、僕としては新曲とかも入れたかったんだけど、だめだった。
DATE :
選曲の基準とかは?
塩坂 :
音と自分の動きの多いものを選んでる。(カルアミルクは動きが少ないけど)例えば、ギターを持ってると動きが少ないから外すとかね。だからメドレーにしても生徒会長は少しカットしてある。
DATE :
カルアミルクは川(水面のキラキラ)が重なっているじゃないですか。これは、ファンにとってはいきなり顔が見えなくて残念だと思うんですが。
塩坂 :
あれは、川の映像があってダブらせたらきっとかっこいいんじゃないかなと思って。まぁジラスっていう。(笑)
DATE :
今までだと合間合間にも長く映してたり、新しく入れるカットも長かったと思うんですが、今回わざと短くしてるみたいに感じるんですけど、何でなんですか?
塩坂 :
特に意味はないんだけど。
DATE :
本当に曲を入れてるって感じが強いなって。
塩坂 :
そうね。結果的にそうなっちゃったって感じかな。
DATE :
別に狙ってるわけじゃないんですか?
塩坂 :
そうだね。
DATE :
それと、特別ゲストがうつみ宮土理さんなんですけど、これはどうしてですか?
塩坂 :
いやぁ、それも岡村のひらめきで。(笑) ライブが終わって、やっぱりインサートカットが欲しいって話になって、じゃあ誰かと対談するのもいいよねって事になって、最初にうつみ宮土理がいいんじゃないの?って話になった。他には、水森亜土とか候補に挙がってた。(笑) でも岡村が “ケロンパ、ケロンパ” ってしきりに言ってたから。
DATE :
以前、会報にレポートを載せたんですけど、うつみさんが質問して岡村くんがジェスチャーで答えるっていうコーナーがあったと思うんですけど、それカットされてませんか?
塩坂 :
それカット。(笑)
DATE :
岡村くんの希望ですか?
塩坂 :
そう。(笑)
DATE :
ビデオでは声だけですけど、“小学校の頃の岡村さんのエピソードは?” っていう質問のジェスチャーはどんな感じでしたか?
塩坂 :
そりゃあもう、色々やってましたよ。(笑) ヴォーギングのフシみたいなのやったり。
DATE :
見ていてわかりましたか?
塩坂 :
いやー、解んない。(笑) でも端から見ててすごく面白い。
MAA(ツアーダンサー):
言葉を超越してたんです。(笑)
塩坂 :
ボディーランゲージってやつですよ。あと憧れの女性とかNEWアルバムの事とか色々質問はあったんですけど、答えは全部ゼスチャーなの。(笑)
DATE :
全部お蔵入り。(笑) でもそういうのをファンは見たいんですよ。絶対!
何かおまけを考えるとかしましょうよ。
塩坂 :
無理かなぁ~。岡村、気に入ってないんだもん。
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ではこの辺で、まだ見てない方も多いのでビデオを見ながら話を進めていきましょう。
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