■ 大古富士子(keyboards)
Q : 今回のツアーの総括的な感想を
お客さんが熱いですね。すごく。去年と違うのは、「あ、今年もやってくれるんだ」 っていう安心感がありますね。去年は今見とかないとダメなんじゃないかっていう危機感のような雰囲気が漂っていて。(笑) 今年はまたやってくれているんだって。
Q : 前回は詞の朗読がありましたが?
今回は素晴らしいMCをしてくれる深澤さんがいるので、やらなくていいのかなと。(笑)
Q : 去年よりも地方が多かったですが、記憶に残っていることは?
ツアー中じゃないんですけど、夏フェスの時に芝生で岡村さんがダンサー達とサッカーをやってたんです。「太陽の下でサッカーをやる岡村さん」 っていうのが初めてで。でも上手だったんです。やっぱり運動神経がいいからかなと。
Q : 他の現場との違いは?
何だろう?突拍子もないことを言うから。例えばトーキングモジュレーターって去年からやってるんですけど、自分からは思いつかないような要求があるんですよ。でもそれはそれで面白いですね。
Q : それって 「えーっ!!」 って感じですか? それとも 「やってやろう!!」 って感じですか?
「えーっ!!」 って感じなんだけど、逆に引っ張ってもらってる感じですね。
Q : 今回のセットリストで気に入っているところは?
「Out of Blue」 かな。岡村さんの合図で全て動くんですよね。打ち込みではなく全て生でやっているからいつもテンポが違うし。
■ MACO(dancer)
Q : 去年との違いは?
ダンスの絡みは去年は大きな技でガツッと絡むのが多かったんですが、今年は細かいネタで絡むことが多くなりましたね。19とか。あとは気のせいかもしれないけど、岡村さんが約束事を去年の方がやってくれてたような気がします。(笑) 今年の方が約束破りのような気がします。(笑) 「おっ、今日はこうきたか」 みたいな。(笑)
Q : 岡村ちゃんの新しい技を見た!みたいなのはある?
あの方は常に新しい動きをしてますね。ダンス的に言うと 「ハレンチ」 が一番力が入ってますね。岡村さんと話をして動き的にはもろスポーツ!役作りをして臨んだ曲ですね。まぁ見どころといえば見どころですね。岡村さんのレッスンとかもありつつね。
Q : 打ち上げの後にクラブとかに一緒に行ってましたね。
とりあえず行った土地で全部クラブに行ってる気がします。
Q : その時の岡村ちゃんは?
踊ってますね~。相当踊ってます!やっぱ元気ですね。そこがまずスゴイ。好きなんでしょうね。ダンスカルチャーが。
Q : ライブの後に反省会とかは?
いや、意外とないですね。ただ、打ち上げやって、クラブ行って、その最後の最後にホテルでビデオチェックというものをやるんですね。
Q : え?それって岡村ちゃんも見てる?
見てるんですよ~。それでだんだん眠くなって 「岡村さん、もう寝ましょうよ~」 って言うんですけど 「今、ビデオチェックしてるんだ」 って。(苦笑)
Q : ある意味、ライブ終わった後の方が長いんだね。
ですね。昼のマネージャーは安川さんで、夜のマネージャーはCANON DALEということで。(笑)
Q : お気に入りのところは?
家庭教師からsoloまわしにいくところがいいですね。オールドムービー調なミュージカルっぽくてカッコイイ!特に岡村さんからトランペットの澤野さんを呼ぶ辺りがヤバイッスね。
■ MAKI(dancer)
Q : 今回のツアーはどうですか?
前回は岡村さんと仕事をするのが初のツアーだったじゃないですか、順応性に欠ける部分もあって。今回は踊りの面とかでも岡村さんの性格が少しわかるようになってきて、ダンスリハもスムーズにいくようになりましたね。 やっぱ踊りがさらに磨きがかかってキレているんじゃないでしょうか?
Q : 岡村ちゃんの性格って?
わがままです!!(笑)
Q : か、書けるのかな(笑)。 それってリハーサルではどんな感じ?
リハーサルで、(ダンスを)最初作って 「岡村さん、どうですか?」 「うん、いいんじゃないですか」 って言ってもらった後に 「でもここをもうちょっとこうした方が・・・」 って。やってみるとバッチリはまるんですよね。
Q : MACOにも聞いたけど、打ち上げの時ってどんな話をしているの?
普通に世間話とか、海外のアーティストの話になったりとか、エロ話になったりとかいろいろですね。
Q : エロネタ(笑)
「やらしか~!」 の話になるんですよ。(笑)
Q : 岡村ちゃんって打ち上げとかで見てると聞き役にまわるのかなって気がするんだけど?
いや、そんなことないッスよ。例えば、オレらチームでやってて気がつかないんですけど、リハの時とかに 「マッキーの癖はこうだよね」 とか観察力がすごくって 「え~言われたことないッスよ~」 みたいなことをバシバシ言われたり。オレは独り言が多いらしいんですよね。ツッコミどころ満載の岡村さんにツッコまれました。(笑)
Q : セットリストで気に入ってるところは?
ダンサー的にバシッと魅せられるのは 「ア・チ・チ・チ」 から 「ステップup↑」 までの4曲。ガァーッとノンストップでやるんですけど、その中でストーリー性を作ってみたり、4曲でもコンセプトが詰まってるんですよね。 あと 「真夜中のサイクリング」。ここでのメンバー紹介を敢えてビートのない静かな曲でやって下さいっていうのは岡村さんワールドなのかなって思いますね。ここでメンバー紹介をやるっていうのが決まったのが本番2日前でした。オレもジャンパーの袖にしがみつきた~い!!
■ 上 良典(drums)
Q : 去年との違いについてどうですか?
非常に楽しいツアーですね。メンバー的にはそんなに変わってないんだけど、全然流れが変わるんですよね。演奏も違うし、会話の中身とか行動パターンとかも変わりますね。
Q : 横倉さんのスパイスが利いてるんですね。
そうですね。若いパワーが注入されてボクも元気に遊んでます。(笑)
Q : エロトークも増えたっていう噂もあるんですが?(笑)
それはあくまでも噂ですね。
Q : う、噂ですか?
ええ、一切ありません。(笑)
Q : リハの合間の雰囲気は?
厳しいですよ。ただ、岡村君はすごく真剣に取り組んでますね。まじめにやってますね。あんまり遊ばなくなっちゃった。
Q : それはなんなんですかね?
それは作り込みの部分で煮詰めるようになっちゃったから、やらなきゃならない部分が増えてきて遊べなくなった。真面目にやんないと消化できないというか、そんな状況ですね。
Q : 上さんとしては、そんなリクエストに応えようと頑張ってるんですね。
ハイ、頑張ってます!
Q : 自己採点としては何点ですか?
うーん、ボチボチでんな。(笑)
Q : 今回のリストではどこがお気に入りですか?
そうですね、僕は 「聖書(バイブル)」 が好きですね。ずぅ~っとやってるんですけど、今回のアレンジはものすごく好きですね。少数派の意見だと思いますけどね。いつも期待に応えてくれる岡村君ですけど、特に今回は良い答えを出してくれてますね。
DATE(volume5 2004): Me-imi Tour バンドメンバーインタビュー part.2 へ